Love song」5/12.2001公開!

1992年4月25日に肺水腫(しゅ)のため26歳の若さで亡くなったロック歌手・尾崎豊さんの世界をモチーフにした映画が初めて製作されることになった。
人気急上昇中の若手俳優・伊藤英明(25)仲間由紀恵(20)主演の「LOVE SONG」(監督佐藤信介)で、尾崎さんのヒットバラード「OH MY LITTLE GIRL」が挿入歌として使われることも決定。
いまなお多くのファンの心の中に生きる尾崎さんだけに、大きな話題を呼びそうだ。  
衝撃の死から9年、“若者の教祖”が映画でよみがえることになった。
 「LOVE…」は、1987年8月の東京が舞台。
レコード店経営という夢をかなえるため北海道から上京した尾崎ファンの青年(伊藤)と、彼に好意を抱いて行方を捜しに来た女子高生(仲間)の淡い恋物語。
直接の主人公は尾崎さん本人ではないが、ストーリー展開や物語の背景には「尾崎さんの世界」があり、クライマックスで女子高生が訪れる東京・有明コロシアムでのコンサート風景は、87年8月に尾崎さんが実際に行ったライブだ。  
劇中では尾崎さんの作品が数曲流れる予定で、現在までに「OH MY LITTLE GIRL」が決定。
これまでに尾崎さんの曲が映像作品に登場したのは、94年1月からフジテレビで放送された鈴木保奈美さん(34)主演のドラマ「この世の果 て」で「OH… 」が主題歌として使われた1回だけ。
映画の挿入歌は今回がもちろん初めてだ。